2024.08.07
ゆるむこちらが、「ゆけスマッ!!」の台本。物語中盤の約2分間の収録に挑戦します。
渡邉先生:まずは台本の見方を一つずつ説明していきますね。
一同:よろしくお願いします!
渡邉先生:まずは、台本を開いて、一番上に番号が書いてある部分を「カットナンバー」と呼びます。アナウンサーの皆さんにとって馴染みのある例えでいうと…カメラの映像が切り替わったところに、番号をつけているというイメージですね。
森アナ:つまり、この数字が切り替わると…アニメの映像が次のものに切り替わることを表しているってことですね!
渡邉先生:次に、「カットナンバー」の下に書いてある部分です。ここを「ト書き」といいます。たとえば、カットナンバー101の下には、「ぽかーんとしている卓」とありますね。「ト書き」には、映し出されている映像について、簡単な説明が書かれています。
ほかにも、キャラクターの状況や心情などが書かれている場合もあるため、しっかり読み込んで理解しておく必要があります。
堰八アナ:なるほど!「ト書き」、とても大事ですね。
堀内アナ:テレビ制作の現場とは全然違って面白いです!普段、私たちアナウンサーは、カメラの前で動作をしながら声を出すので、映像と音声を一緒に撮影します。アフレコの場合は、先に映像ができていて、そこに心情や声を乗せていくってことですもんね。うーん、難しそうだ…
渡邉先生:続いて、ト書きの下に、「セリフ」と書いてあるところは、皆さんに演じてもらう「セリフ」です。台本を読んで、キャラクターの心情を解釈して、それを声に乗せてください。もちろん、映像のタイミングに合わせて演じてくださいね。
森アナ:心情を解釈して、声に乗せて…タイミングよく…!これは難易度高いぞ…
渡邉先生:ほかにも、注目すべきポイントがあります。セリフのところに、「AD」と記載がある部分がありますね。意味は何だと思いますか?