2024.07.30

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夫との死別/借金3億円……元宝塚・花組トップが”競走馬の未来”に込める思いとは【見逃し配信】

夫との死別を乗り越えて…

美由紀さん:「馬も従業員も放っていけない、いなくなるのが悲しいし、絶対にできる!やろう!そういう根性を(宝塚時代に)身につけた」

その時の牧場の借金がおよそ3億円。
息子の崇文さんも就職の内定を断り、牧場の手伝いへ。

こうして「ヴェルサイユファーム」が開業しました。

素人同然のスタートでしたが、馬と接するうちに命の大切さを実感します。

一方、息子の崇文さんは牧場を手伝ううちに、繁殖などの役割を終えた馬など、命の最期まで責任を持ちたいと思い始めます。

崇文さん:「引退馬のローズキングダムが来たのがきっかけです。」

ローズキングダムは世界の一流馬を招待する国際レース「ジャパンカップ」の優勝馬。

しかし、ケガで種牡馬を引退。
牧場に来たときは立つこともできない状態でした。

馬の手術代数十万円、月のエサ代は1頭およそ10万円。
お金を生み出さない引退馬は、牧場にとって大きな負担です。

競走馬を引退して、繁殖や乗馬になれない馬はどうなるのでしょう。

崇文さん:「(馬を食用にする)肥育場に行ってしまうのが基本です。今の日本は。」

崇文さん:「引退してしまうと自分でお金を稼ぐことができないので、どうにかしてお金を生み出すようなものを人が作ってあげれば、第2第3の”馬生”を過ごすことができるのでこういう牧場を始めた」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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