2024.05.24
深める忍者の技術が今世界から注目を集めています。
江戸時代の街並みや文化を再現したテーマパークとして1992年に誕生した「登別伊達時代村」。
迫力の忍者ショーや妖艶な花魁ショーを目当てに、外国人観光客も多く訪れています。
そんな人気の観光スポットが、いま苦境に立たされています。
その理由は、深刻な「忍者不足」。
テレビや映画で「時代劇」を見られる機会が少なくなっている今。
登別伊達時代村の忍者演劇演出家、山田桂司さん(67)は「日本の古来の文化も消えていくような不安がある」と話します。
登別伊達時代村では、2017年には40人ほどいた役者が、現在は30人まで減り、それぞれの演目に出演する役者を少しずつ減らすなどして対応しています。
そこはさすがに「分身の術」で解決、とはいきません。
登別伊達時代村の芸能部座頭・神保利行さん(49)は、「忍者になっていると、毎日動くので、体の痛いところとか、無理ができなくなるんだろうなとか…現実味として最近感じてる」と本音を話します。
忍者の世界にも押し寄せる、高齢化の波。
そんな中、明るいニュースが飛び込んできました。
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