しかし「父が創業したときから何十年も当たり前のようにつくってきたものなので、なぜこのサイズになったのかはちょっとわからないですね」と語る信さん。これが果たして森町の文化圏に昔から伝わるものなのか、それともこの店独自のものなのかは謎のまま。ただサイズが大きい分、飾りや模様・色合いなどの繊細さがはっきりと見てわかる。大きくて美しい、森町『きのした菓子舗』の練りきり。実際に手の平にのせて驚いてほしい。
【きのした菓子舗】
茅部郡森町字砂原2-387-1
01374-8-2021
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『peeps hakodate』vol,126「再び、函館の“美しい”を探して」より
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