2024.07.21

暮らす

手で触らずにラップで包んだおにぎりで食中毒に…具は「梅おかか」なのにどうして?専門家に聞いた

まさか自分で握った「梅おかか」で

6月、自分で握ったおにぎりで「食中毒」になってしまったという札幌市のタクシー運転手・知美さん(40代)に、その時の様子を聞きました。

「一番辛い症状は、吐き気。あと、実際のおう吐…の繰り返しですね」

その日は、いつもと変わらず、朝炊いたご飯の残りで、おにぎり2個を作ったという知美さん。

やはり食中毒が心配なので、素手ではなくラップを使い、具も比較的傷みにくい「梅おかか」をチョイスしました。

梅なら大丈夫!…って思いますよね…

タクシーのトランクに入れたバッグの中でおにぎりを保管し、ドライバー業務をするいつもの日常。
おにぎりを食べたときも、「全く違和感はなく、臭いも、味の変化もなかった」といいます。

さらにその日は最高気温が20℃未満の涼しい日。
知美さんは安心していました。

しかし、おにぎりを食べたおよそ4時間後…
吐き気がひどく仕事は早退。その後も、具合は悪くなる一方だったと言います。

「具合が悪くてベッドに横になっていても寝れなくて、常にムカムカしている状態。救急車を呼ぼうかなと思うくらい本当に動けなかった」

「たとえ気温が低くても、保冷剤、保冷バッグを使えば食中毒になることはなかった」

夏の暑さが続きます。食中毒警報なども出てきていますので、
お弁当づくりには改めて細心の注意をしていきましょう。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年7月9日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X