6月、自分で握ったおにぎりで「食中毒」になってしまったという札幌市のタクシー運転手・知美さん(40代)に、その時の様子を聞きました。
「一番辛い症状は、吐き気。あと、実際のおう吐…の繰り返しですね」
その日は、いつもと変わらず、朝炊いたご飯の残りで、おにぎり2個を作ったという知美さん。
やはり食中毒が心配なので、素手ではなくラップを使い、具も比較的傷みにくい「梅おかか」をチョイスしました。
タクシーのトランクに入れたバッグの中でおにぎりを保管し、ドライバー業務をするいつもの日常。
おにぎりを食べたときも、「全く違和感はなく、臭いも、味の変化もなかった」といいます。
さらにその日は最高気温が20℃未満の涼しい日。
知美さんは安心していました。
しかし、おにぎりを食べたおよそ4時間後…
吐き気がひどく仕事は早退。その後も、具合は悪くなる一方だったと言います。
「具合が悪くてベッドに横になっていても寝れなくて、常にムカムカしている状態。救急車を呼ぼうかなと思うくらい本当に動けなかった」
「たとえ気温が低くても、保冷剤、保冷バッグを使えば食中毒になることはなかった」
夏の暑さが続きます。食中毒警報なども出てきていますので、
お弁当づくりには改めて細心の注意をしていきましょう。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年7月9日)の情報に基づきます。
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