エゾフクロウのヒナです。巣穴か、巣穴近くの枝から、地面へと落ちてしまったのでしょうか?
「トホホ…」といった表情が、なんともかわいらしいですねー。
このままだとキツネなどに襲われてしまうのでは、と思ってしまいますが、たぶん、ご心配は不要です。
フクロウのヒナは、足に鋭いツメがついているため、両足で木を登って、きょうだいの元に自分で戻ることができるのです。
まだ、飛ぶことが出来ない翼をバタつかせてバランスをとりながら、まさにヨイショヨイショと木を登っていく姿は、必死のヒナには申し訳ないのだけれど、ゼンマイ仕掛けのオモチャのようです。
春に生まれたエゾモモンガの赤ちゃんですねー。おそらく4月の中〜下旬に産まれたと思われるので、生後2か月とちょっと。きょうだいでしょうか?あどけない顔をしていますね。
エゾモモンガは、年に2回繁殖することがあります。
去年、森で偶然にも、その2回目の繁殖のシーンに出会ったことがあります。記録を確認したら、6月28日の出来事でした。モモンガのお母さんが、次の出産の準備に入るとなると、いまいる子どもたちは、もうひとり立ちしなくてはならないのでしょうね、きっと。
首に巻いているのは、マフラーではありません、子リスです。このお写真は、エゾリスの〝お引っ越し〟の最中のもの。子リスがもっと小さいときには、単に口にくわえて運ぶのですが、ある程度、子リスが大きくなると、このように、首に巻くようにして、お母さんリスは口と手で押さえながら、運ぶのですね。
こんなにはっきりと、しかも正面からのお写真は、ほとんど見たことがありませんでした。
@merusoo47 さんのギャラリーを拝見させていただくと、この時には4匹の子リスを、順番に新しい巣へと運んだようです。
子リスたちがもう少し大きくなると、お母さんリスの後ろを、子リスが1列にならんで新しい巣へと向かう〝お引っ越し〟もあります。
エゾリスが何度か〝お引っ越し〟をする理由は、同じ巣をずっと使っていると、子リスたちに寄生虫がついたり、敵に狙われる可能性が高くなることから、子リスたちが巣立つまでの間、数回の引っ越しをするのだといいます。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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