2024.06.27
深めるもちろんあたし、リンさんには今そのままのリンさん自身のことも大切にしてほしいなと考えてはいるの。
例えば個人的に気になっているのは、今の相手とじゃあ仮にくっついた場合のこと。
うまくいってくれたらと願いはするんだけれど、現時点でコミュニケーションに関わるスタンスが両者かなり異なっているとすると、将来的にいろんなすれ違いが起きてくるんじゃないかなぁと、あたしとしては思わざるをえないんです。
リンさん側に「これはパートナーだからこそ話しておきたい!」という話題があったとしても、相手にはそれを受け止める余地がないとか。
そんな事例が多発して、結局関係性が御破算になってしまうとしたら、やはり悲しいことよね。
だからね、リンさん。
もしまだあなたが向こうのことを諦められない!という場合、今回アプローチを続けるとしてもまず「自分のため」を前提に、おのれの成長の機会として色々やってみてほしい。
そして、もし相手から音沙汰がなかったり、連絡が取れたとしても「あ、やっぱりこの人、自分とは生き方のリズムが違うのかも」とちょっとでも感じたら、サッと離れることをどうか厭わないでほしいの。
婚活だとも書いてくれていたから、事を急く気持ちもあるかもしれない。
でもまずは何よりも、自分自身を大事にしてあげてください。
先ほど紹介した対処法は、そのためのきっかけとして使ってもらえればいいの。
あなた自身の成長の先に、きっと素敵な相手との前向きな未来が広がっているはずだから。
リンさんの真っ直ぐな「好き」が、いつかしっかりキャッチされるように。
同じく誰かに気持ちを受け止めてもらえたらなぁと夢想する身として、あなたのことを北の地から応援していますね!
というわけで、今回は「好きな相手とのコミュニケーション」について考えてみました。
冒頭でも書いたように、SNSを中心として、コミュニケーションツールに溢れているこの現代。
本当はやり取りの頻度とかタイミングとか、そういう部分も含めて相性ぴったりな相手と巡り合い、恋に落ちることができたらいいのになぁとはあたしも思うの。
なぜか大抵そうならないんだけどね……不思議(白目)。
もう夏は目前!
サマーロマンスを求めている方々は、今のうちに自分のコミュニケーションの癖みたいなものを見直しておくのもいいかもしれませんね。いい出会いがありますように!
ではでは皆さん、Sitakkeね〜!
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文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部 ナベ子
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。LGBTパレードを主催する「 さっぽろレインボープライド」の実行委員を兼任。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。
■お悩み:仲良しだった友達が、最近はSNSにどハマり。リアルな会話を楽しめない
■お悩み:「大卒なのに頭悪いな」彼氏からの一言にモヤモヤ…“学歴”に対する悩み、どうしよう?
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