「きっずぱーく」の保育園は少人数を徹底しているのが特長のひとつ。
企業主導型保育園では12~19人、認可保育園は40人(各クラスが10人未満)が定員です。
子どもは少人数ですが、保育士の数はしっかり。
乳児クラスを中心に、国の基準よりも多く配置することも徹底しています。
認可保育園では、少人数ながらも必ず各クラスに「担任」もつけています。
5歳児のクラスは30人に対して担任保育士が1人でも基準は満たせますが、「一人ひとりに目が届く」ことを大事にする「きっずぱーく」では7人に1人の割合で担任がつくんです。
「だから、実はほかの園からは『経営的にはコストパフォーマンスが悪いよね』」なんて言われるんですよ(笑)」
取材時、そんなふうに教えてくれたのは厚別園の岡本諭園長。
それでも「子ども一人ひとりと向き合う」信念を大事にしています。
人数が少ないということは、それだけ目が行き届きやすいということ。
これは、保護者から見ても明確にわかりやすい安心感につながりますよね。
担任はもちろん、どの先生にきいても子どものきょうの様子がきける状況ができていることは、親としてはすごくうれしいポイントです。
少人数の園であるからこそ、乳児クラス、幼児クラスが同じフロアで過ごす時間も多くとられているのが「きっずぱーく」の特長。
こうした、「異年齢保育」はさまざまなメリットがあります。
きょうだいがいない「一人っ子」も少なくない今。
異年齢の子どもたちで過ごすことで、教えてあげたり、思いやりを育んだり、お兄ちゃん・お姉ちゃんへの憧れが目標になったり…。
また、子どもの成長は年齢・月齢だけでは簡単にはかれないほど個性がありますよね。
その分、異年齢でそれぞれのできること、できそうで挑戦することに目が向きやすくなり、子どもの「自己肯定感」の向上にもつながります。