2024.06.22

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「時間に追われている」高校生たちに自分の心と向き合う時間を…32歳の女性副住職とタッグ

「不安なこと、恐れていることをふー…っと口から出していきます…」
 
32歳の副住職、渋谷智海(ちかい)さんが静かに呼びかけます。

仏教の世界を体験し、自分の心とゆっくり向き合うのは、高校生たちです。

旭川西高校の3年生、梶みゆきさんはきょうも授業が終わると、部活へ猛ダッシュ。

受験勉強も、友だちとの時間も、学校行事だって…全部大事にしたい!

「やりたいことはあるけど、体が追いつかないし、時間もないし…。時間に追われている感じがする」

高校生も忙しいんです。

そんなとき梶さんが出会ったのが、高野山真言宗、旭山寺の渋谷副住職でした。

渋谷さんは、梶さんたちイマドキの高校生たちの現状をこう見ています。

「SNSの普及で情報がいっぱいいっぱいになって、シャワーのように浴び続けている状態、いっぱい持っている情報をまず手放してみる」

「手放す」という仏教の根本の考え方を伝え、1泊2日でゆるーく瞑想を体験する。

梶さんと渋谷さんの2人でそんなプログラムを立ち上げました。

梶さん自身もそのプログラムを体験し、「すごくリラックスできた。ととのう…じゃないけどいろんな高校生にも味わってもらいたい」と話します。

旭山寺を訪れた高校生たちが体験した、「自分の心と向き合う」方法とは。

「時間に追われている…」高校生がゆるーく瞑想体験 32歳女性副住職が伝える“こだわりを捨てる”大切さ

文:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2024年5月)の情報に基づきます。

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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