2024.06.20
暮らすクマの鳴き声を聞いたのとは別のルート、最初に登ってきた道から下山することにしたまるいさん夫婦。
真っ暗で、草木の茂みすべてがクマに見えました。
あとはもう運に任せるしかない…
ここでまたクマに会ったら、そのときは本当の「終わり」だと、ひたすら神に祈り続けました。
クマ鈴を持っていなかったのも反省点。
下山中はずっと家のカギを振り回しながら、むりやり鳴らして歩きました。
まるいさんは、「ただ祈りながら、真っ暗な闇の中を歩いている状態は、体験したことのない新しい感覚で、後半はほとんど瞑想のようでした。自分が今どこにいるのか、地に足がついているようで浮いているような不思議な感覚でした」と振り返ります。