HBCで毎週放送中の『グッチーな!』から、”北海道の美味しいもの”をご紹介します。
道産食品のトップランナー達を迎え、「食」の深掘りトークをお届けする「ハイグレードS」。
今回ご紹介するのは「クリームチーズ」です。
豊かな自然の中で育った牛たちのミルクを使用した、程よい酸味の中にほのかな甘さを感じられる
クリームチーズは、ホクレン主催 “北海道地チーズ博2022”のフレッシュ部門で1位を獲得した、なめらかな口当たりが特徴の逸品です。
もう一人は、ザンギで有名な中国料理 布袋グループの総括料理長 松岡洋史さん。
札幌を代表する中華のスペシャリストです。
今回のゲストは、「フジタコーポレーション」の成田さん。
黒松内町特産物手づくり加工センター「トワ・ヴェール」で、地元産の新鮮な食材を使いチーズをはじめ、ハム・ソーセージ・アイスクリームなどを作っています。
クリームチーズを味わった、布袋の松岡シェフは、「口当たりの良さを抜群に感じました」
「滑らかさに対してよっぽどの手間暇というか、時間がかかっていますね」とその味わい深さを絶賛。
北海道に認証され、シェフも「ひと味違う」と評するクリームチーズに仕上げることができたのは、
黒松内町の新鮮な生乳と、工場長の成田さんのこだわりによるものでした。
▼「黒松内町の生乳は1年を通して成分が安定している。黒松内町で朝とれた牛乳をその日のうちに殺菌して、
クリームチーズに仕上げていくという形でやっている。」と成田さん。
まずは、黒松内町で採れた新鮮な生乳に、乳酸菌を入れ一晩寝かせます。
撹拌しながら乳量と同量の80度の熱湯を加え
特製の木綿の袋に入れて、ゆっくりと水分を抜き、さらに一晩おきます。
加熱殺菌して均質機にかけたあと、容器にひとつひとつ充填、
味わいはまろやか、口触りは滑らかなクリームチーズが出来上がります。
工場長の成田さんは「素材本来の力を活用、あくまでチーズの手助けをする、手を添える形でやっている」
「機械化することで省ける手間もあるが、自分たちのこだわりは手作り。
私たちは”手づくり加工センター”とも名乗っていますので、機械に頼らずやっています」と
手づくり品質にこだわる思いを熱く語ってくれました。
そのまま食べても、クラッカーやバゲットに塗って食べても相性の良いクリームチーズですが、
松岡さんがおすすめの食べ方について尋ねると、
「うちのクリームチーズは、ちょっと硬さがあってカットしやすいので、
サイコロ上に切ることで冷奴に見立てて、ネギや醤油、鰹節をかけて食べるのが私は好きなんです」と
工場長ならではの楽しみ方も教えてくれました。
お酒のおつまみにもぴったりだそう。
ここで、松岡さんが「クリームチーズ」のさらなる
魅力を引き出すアレンジ料理を提案してくれました。それがこちら、
「エビとアボカドのクリームチーズ炒め」です。
熱を加えることで適度にとろけたクリームチーズが
海老やアボカド、ズッキーニなどの具材に絡んだ、コクと爽やかさが引き立つ一皿です。
「クリームチーズに熱を加えて、炒め物にするなんて思っていなかったので
意外性のある美味しさ、非常に美味しいです!」と驚く成田さん。
「エビのアボカドの相性もいいと思うし、何より非常にいいクリームチーズなので美味しい仕上がりになりました」と、松岡さん。
程よい酸味とまろやかな口触りのクリームチーズなので、普段の料理に取り入れることで、
新しい美味しさにも出会えそうな、まさにハイグレードな逸品です。
黒松内の良質な牛乳を原料に、程よい酸味の中にほのかな甘みがあり、
滑らかな口当りが特長の北のハイグレード食品「クリームチーズ」は、HBCショップで限定発売中。
クリーミーなコクと旨味、さわやかなミルクの風味をぜひご家庭でお楽しみください!