2024.05.18
SitakkeTVタブレットを右に左に動かしながら「すごい!動いている!」と大興奮の男の子。
画面をのぞいてみると…そこにはライオンが!
手が届きそうなところにいるように見えます。
ライオンを画面越しになでなで…。
実際にはいない動物園が目の前に次々に出現します。
その名も「バーチャルどうぶつえん」です。
しかも大きさは実物大!
回り込むと…
後ろ姿までしっかり観察できるんです。
こちらは、ペンギンに興味津々の男の子。
身体をかがめて、その大きさをじっくり体感します。
本物の動物園だって、こんな近くでは見られません。
「とてもうれしかったし、楽しかった」と笑顔です。
ある保護者はこういいます。
「あと1か月入院で退屈そうだったので、こういう体験があるのは助かります」】
そう。実は、イベントが開かれたのは、旭川医科大学病院の小児病棟なんです。
なかなか動物園に行けない子どもたちに、技術で新しい体験を。
旭川市旭山動物園の坂東元統括園長は「あんなキラキラした目になって、それが元気につながって、入院の辛さをみんな乗り越えてくれたらと思う」と目を細めました。
「バーチャルどうぶつえん」のこだわりの続きは
「動物園では見られない近さ」ライオンなでなで、カバのおしりに回り込んで…バーチャルどうぶつえんが小児病棟にやってきた
※掲載の内容は取材時(2024年5月)の情報に基づきます。
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