2024.05.17
深める7月3日に発行される新しいお札。
デザインが一新されるのは、2004年以来、20年ぶりです。
ちなみに、1万円札の新しい顔は、近代日本の経済の父=渋沢栄一。
「北海道拓殖銀行」や「札幌麦酒(さっぽろびーる)」など、北海道にもゆかりの深い実業家です。
繊細で高い技術から「工芸品」にも例えられる日本の紙幣。
例えば、お札を傾けると肖像画が浮き出て動く、3Dホログラムがあるなど世界トップレベルの偽造防止技術が使われています。
そんな自慢の新紙幣の登場に、道内で対応に追われているのは、飲食店だけではありません。
ススキノなどで、計25台の自動販売機を取り扱う「自販機ランド」。
そのほとんどが、まだ新紙幣に対応していません。
店をオープンしたのは2年前。
既に新紙幣の発行は発表されていましたが、その時は新紙幣対応の販売機はまだ買うことができませんでした。
自販機ランドの氷室信康さんは「新紙幣は対応不可と書かせて頂いて旧紙幣での買い物、もしくはキャッシュレスでの買い物にしていただく形になる」と話します。
すべての自販機を一気に替えるのは難しいので、1~2年をかけて徐々に替えていくつもりです。
一方、新紙幣の発行を心待ちにしている人たちがいます。
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