2024.05.10

暮らす

【5月はクマに注意!】事故が特に多い場面とは?今こそ知るべきポイントまとめ

平成に入ってからの北海道でのクマの事故で、ハンターが被害者のものを除いて振り返ると、およそ半数が、「山菜・キノコ採り」中の事故です。

山に入る人が増えるから、クマとの事故も増える…

浦河町(画像提供:視聴者)

ことしもゴールデンウィーク中、山菜採り中の事故がありました。

5月5日、北海道浦河町で、山菜採りをしていた81歳の男性がクマに遭遇しました。男性の息子から「クマに襲われた。首をかまれた。呼吸が苦しい」と消防に通報がありました。

クマに襲われた男性は、顔面や首、右肩、胸、両腕にけがをしていて、病院で手当てを受けましたが、意識はあるということです。

男性は、妻と息子の3人で、ギョウジャニンニクを採るために訪れていましたが、家族と離れて山菜採りをしていました。
男性が戻ってこないため、心配した妻と息子が見にいったところ、けがをしているのを見つけ、近所の人に救助を求めたということです。

現場は、浦河町の中心部から20キロほど離れた牧場と牧草地が点在する場所です。

警察の実況見分に立ち会った猟友会のメンバーによりますと、これまで、現場から4キロほどの牧場の池の鯉や沼地のフキなどを目当てに、クマがよく出没していたといいます。

去年、現場付近で捕獲されたクマ(体長約2メートル、体重約200キロ)

救助に向かった人は、「こういう牧草地にたまに出たのを見たことがある人は結構いる。地元の人なら何回か見たことはある。われわれが山菜を採りに行くときは、笛とか鈴とかそういうのつけていく」と話します。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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