2024.05.04

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美術館を3つの案でリニューアルへ…ダンボールで積みあがる「所蔵品」をどう未来に伝えるか

存在意義をアピールしなければいけない

道は、公共施設の維持管理や更新にかかるコストを削減するためインフラの長寿命化を目指しています。

江別市の「北海道立図書館」も築57年で老朽化が進んでいます。

こちらはインフラ長寿命化の一環として、屋根や壁などの改修工事を16日から始めていて、築70年まで利用する予定です。

博物館や美術館をどう残していくか。専門家に、課題とどう向き合うべきか聞いてみました。

博物館学が専門の北海道大学の佐々木亨特任教授は、「施設の改修や改築が本当に必要なのか問われる時代だ」と話します。

「地域に存在意義をアピールできなければいけない」
「廃校舎などを第二の収蔵室に活用するなどの工夫も必要」とこれからの展望について教えてくれました。

美術館や博物館は、学びの場であり体験の場。そして歴史を作っている場でもあります。

より良い形で未来に残してもらえるよう、その行方に注目です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年4月17日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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