2021.08.22

暮らす

芽室町のふらっと立ち寄れる自然派オーガニック店 tou/tell

環境のこと、体のことを考えさせてくれるラインナップ

こんにちは、書き手のマウラです。パートナーメディア「DO-Life」で記事を執筆しています。最近、エシカル消費が気になっているのですが、今回はマウラのアンテナに引っかかったお店、芽室町にある『tou/tell(トウテル)』さんをご紹介します。

※エシカル消費とは自分、そして他の人や社会、地球環境、自然にとってもよいものを積極的に選ぼうという消費活動のこと。

こじんまりとしているお店の中にはオーナー厳選のオーガニックや自然派の商品が優しげに陳列されています。

オーナーオススメの「SASAWASHI(ササワシ)」シリーズ。

「和紙」と「くまざさ」、それぞれの長所を融合させた新しい素材「ささ和紙」で作られたプロダクトの数々。抗菌・防臭・吸水性が高いそう。

数年前より天然素材系の靴下が欲しいと思っていましたが、世の中にはたくさんありすぎて結局選べず。今回オーナーさんに色々お話を伺って、これも縁なので1足ゲットしちゃいました。夏場の嫌な感触が全然ありません!!サラッとした履き心地!!

他にもエコで可愛い日用品が。「エコーヒーカップ」は使い捨て紙コップの削減を目的に、カップ本体は成長の早い竹の繊維バンブーファイバーやトウモロコシ繊維、コーンスターチ、アミノ酸由来の樹脂などからできています。

『tou/tell(トウテル)』さんでは「ヴァン・ゴッホシリーズ」が入手できます。
おうちコーヒーを飲むだけではなく使い捨てゴミを削減し、且つアートも楽しめちゃいます!!
こちらの使い捨てない冷凍・冷蔵保存容器もおしゃれ。

レンジや湯煎、オーブンなどにも使えるというのだから驚き。

カラフルでキッチン周りも華やかになります。
そして『tou/tell(トウテル)』さんのシンボルとも言える「量り売りシリーズ」の数々。

量り売りは清潔な容器の持参推奨。容器を持参された方は始めに容器の重さを計ります。オーナーの「少しでも環境に配慮したい」という想いがこの一角からも伝わってきますが、もちろんお店にも容器は用意されているので忘れてしまった!!家に適当な容器がない!!という方もご安心を。
バルクにはこだわり抜かれたナッツやドライフルーツ、無農薬栽培豆を使ったコーヒーなどがたくさん。

それぞれには説明が丁寧に書かれていて、どれも魅力的すぎて選べません(笑)

ひとつでいいから環境や体に配慮した商品を

オーナーの北原さんにお話を伺いました。

―なぜ決して人口の多くない芽室町という場所で自然派のお店をやろうと思ったんですか?

高校卒業後、作業療法士になり札幌で10年過ごしました。家業を手伝うために産後三ヶ月の時に地元芽室町に戻ってきたんです。私自身も「対面」のお店をやりたいという想いがずっとあって、こんな小さな町の中でも体に良いもの、可愛いものが歩いて行ける距離にあってもいいのかな、と思ってお店を作りました。

―お店の特徴やコンセプトを教えてください。

私自身が完璧にしたがる性格で0か100なんですけど(笑)。でもそれだとハードルが高いこともわかっているんです。だから生活の中で一つだけでもいいから体や環境に配慮したものを取り入れて、楽しみながら続けられたら一番いいよね、という想いでやっています。

―お店は量り売りの個性も前面に出ていますが、それは使い捨てを減らす、という目的ですか?

それももちろんありますが、お店をやるんだったら楽しい感じにしたかったんです(笑)。容れ物を持参して好きな量を買える、とか、ピーナツがその場で搾られてピーナツバターになる、とか楽しいじゃないですか(笑)。

―体に良い系ショップは少しハードルが高いと思っていましたが、北原さんはとても気さくでお話し上手。ついつい話し込んでしまいます。まるで古くからある町の商店のような居心地の良さ。北原さんが「対面販売をしたかった」という理由もわかる気がします。

農家さんや漁師さんが直接商品を届けに来てくれて今まで知らなかったこととか教えてくれます。

―情報はネットで収拾できる時代ですけど、直接お話を聞くと説得力も増しますよね。

同じ十勝管内とはいえ、ゆうに一時間以上もかかる地域から直接商品を届ける生産者さんの情熱。今まで行き渡っていなかった十勝の上質な商品の取り扱いをする『tou/tell(トウテル)』さん。お互いがうまく噛み合って、人々の新しい可能性が生まれていると感じました。

さて。『tou/tell(トウテル)』さん一番人気。しぼりたてピーナツバターを実演。

ボタンを押すと上のピーナツがピーナツバターになってウネ〜と出てきます。瓶の口は広めがおすすめ。一瞬でたっぷりのピーナツバターに。

以前より、気になっていたけど手が出なかったオートミールもありました。穀類の独特な香りがちょっと不安だったので北原さんに相談するとフライパンで乾煎りしてナッツと一緒に「グラノーラ」にするのがオススメ、とのこと。北原さんにナッツ類をチョイスしていただきました。

おうちに帰って早速ランチにピーナツバタートーストを。ピーナツとの相性を考えてレーズンパンにしました。

一つはてん菜糖とシナモンをかけて焼いたもの。一つはできるだけピーナツの成分を取り入れたくて、焼いたトーストに塗っただけのもの。どちらも濃厚!!
ナッツが大好きなのでレーズンの甘さだけでも充分美味しくいただけますが、甘く食べたい方はお砂糖やはちみつをかけてください。ちなみにてん菜糖とシナモンをプラスした方は最早スイーツでした。
せっかくなのでパン以外にも活用したくてピーナツ味噌を作りました。

右のは唐辛子入り。ご飯のお供の他、焼いた豚肉につけても美味しいですしひき肉と混ぜれば肉味噌に。大葉を入れても良いですね。
てん菜糖2:味噌1:醤油1:ピーナツバター1をフライパンで1分ほど火にかけるだけ。
お店のオススメはピーナツ和えや中華の味付けだそう。2週間程度で食べきってくださいね。

そしておやつにはグラノーラを。北原さんがチョイスしてくれたのはこちら。

(左上)アーモンド/(右上)カシューナッツ/(左中)無塩ピスタチオ/(右中)マカダミアンナッツ/(下)ミルクチョコレート。

これらを乾煎りしたオートミールと混ぜ、てん菜糖で作ったシロップで絡めて出来上がり。

ナッツの味がコンビニのそれとは全然違って、濃いし甘い!!なのでそれぞれを3粒くらいずつでもすごい存在感。腹持ちがよくて毎日おやつを摂取するマウラにはぴったり。
で、これもせっかくなので後日ピーナツバターも絡めたグラノーラを作ってみました。

よく「人は身につけるものや日常触れるものに自分を合わせていく」と聞きます。
ちょっと良いものを取り入れることは、「意識高い系に見せる」とか「大きく見せる」とかじゃなくて、地球や体に寄り添える自分になる、という事なんじゃないかなと感じました。

みなさんも、好きなもの、可愛いもの、美味しいもの。何か一つからエシカル消費してみませんか?

natural&organic store tou/tell(トウテル)

電話:080-9447-8285
定休日:日曜日
営業時間:11:00〜18:00(土曜日のみ10:00〜15:00)
北海道河西郡芽室町東2条2丁目1-9
駐車場:同じ通り沿いのお米屋さんの西側「共通駐車場」
Instagram: tou/tell natural&organic store
Twitter:@tell_tou

DO-Life

道東のTOYOTAディーラー『釧路トヨタ』が運営するWebマガジン。道東に住む人が道東に住まう人に、エリアの魅力を地元ならではの視点で発信しています。

https://do-life.jp/

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