2024.04.27

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廃棄の着物に新しい命を吹き込んで…女子高校生たちのアイデアで生まれ変わる「着物ドレス」

美しく繊細な刺繍が入った着物を生まれ変わらせる…。

「着物は元々リメイクされる前提で作られているので、現代まで受け継がれている」と話すのは、札幌藻岩高校2年の池内萌さんです。

池内さんたち、3人の女子高校生が、アイデアを出し合います。

普段着ている、私たちの衣服。
実は全国で1日1200トンも「ゴミ」として捨てられています。

札幌藻岩高校の3人の生徒は、そんな中でも着物に着目。
「リメイク」できないかと考えました。

「車椅子に乗りながら着られる着物」を制作した、デザイナーの石岡美久さんをたずね相談を重ねてきました。

出した答えは、「着物ドレス」です。

洋服としても和服としても楽しめて、着回しができるものにできないか…

そんな石岡さんのアドバイスを元に、制作期間2週間をかけ、作り上げました。

ポイントは誰でも簡単に着られること。

池内さんは「廃棄される前の服からこんなすごいものができる。リサイクルする事例、用途の一つの例として発信できると考えました」と話します。

思いと工夫をつめて、新しい命を吹き込んだ「着物ドレス」。

その反響と、高校生たちが見据える次のアイデアは
マジックテープで誰でも簡単!「着物ドレス」捨てられる服に命吹き込む 製作した高校生「こんなすごいものができる」

文:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2024年3月)の情報に基づきます。

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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