2024.04.20

育む

この春は特別なお別れ…あこがれの「年長さん」になる直前こうちゃんに訪れた変化にハッとした日【室谷香菜子のいっくじ日記#2】

憧れのお兄さんたちとのお別れが近づくと…

息子の通う保育園は“縦割り保育”を取り入れています。

縦割り保育とは、違う年齢の子どもたちが同じクラスで過ごす仕組み。
こうちゃんの保育園は年少・年中・年長を合わせたおよそ30人を2つのクラスに分けています。

こうちゃんは、一緒の部屋でたくさんの時間を過ごす中で、ひとつ年上のお兄さんたちと仲良くなりました。

必死に後を追いかけて走り回ったり、お兄さん達の使う言葉を真似してみたり。

「今日は一緒に帰れるかなぁ?」

帰宅の時間が重なると、飛び上がって喜んでいました。

そんなお兄さんたちは、春から小学校へ入学。

保育園からいなくなってしまいます。

お別れ会や卒園式の準備が進むにつれ、息子はどこか寂しそうな表情を見せるようになりました。

そんなときです。

私はふと、「あれ?懐かしい、これ…」という行動が増えたこうちゃんに気がつきました。

リビングで別々のことをして過ごしていたのに、私がトイレに行こうと立ち上がると、
「ママ、どこに行くの?」とついてくる。

「ママ、どこ行くの?」

夜眠るときには、私の指を一生懸命触ったり、口に入れて目をつぶる日も…。

そんな姿をみて、「なんでついてくるのぉ。赤ちゃんになったの~?」とからかったりしていた私。

だけど、3月の保育園のクラス懇談の中で、先生の言葉にハッとしました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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