2024.04.14

暮らす

2024年度は何が変わる?「近所のバス停、なくなっちゃった」人も…12月には保険証もなくなる!?

影響大な「2024問題」

さらに、食卓でもまだじわじわと値上げが続きます。

帝国データバンクによる、食品の主要195社を対象にした調査では、4月は2806品目が値上げとなり、2023年10月以来となる値上げラッシュです。

また調味料は、キッコーマンのデルモンテトマトケチャップなど100品目で値上げ。

ゆで小豆やチーズ、ハム・ソーセージなど、加工食品の値上げは2000品目以上に上ります。

背景にあるのはいわゆる「2024年問題」。運転手不足などによる物流問題や人件費の高騰、原材料の高騰が大きく響いている形です。

キテネ食品館の中塚誠代表は「値上げは正直、客のイメージも良くないのでしたくない。店で吸収できる分は値上げしていない商品もある」と話しています。

《新年度に変わること》

●75歳以上が支払う「公的医療保険料」値上げ

●物流や医療現場の時間外労働時間のルール厳格化(2024年問題)

●7月に新紙幣登場

●12月には、現行の健康保険証の発行停止

政府は、12月に現行の健康保険証の発行を停止する方針です。

マイナンバーカードが健康保険証として利用されることになりますが、このまま切り替えても、医療現場の混乱も招く可能性も…。

むかわ町国保穂別診療所の香山リカ医師によると、「マイナ保険証の使用率は、正直言って1%ぐらい」と率直に話します。

「なかなかそれを使いこなせないとか、そもそも保険証だと認識できないという問題もある」という指摘も。

病院側からも、「システム的にも不具合が起きる」「使いにくい」という話も聞こえているということで、混乱を招くのではという心配もあるといいます。

マイナンバーカードがない人や、マイナンバーカードに保険証登録をしていない人の場合は「資格確認書」が発行される予定です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年4月1日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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