2024.04.10

みがく

札幌にも春がやってきました…私たち芸妓の春の装いをご紹介!|さっぽろ芸妓日記vol.8

札幌で芸妓をしております、「こと代」と申します。

「芸妓」といえば、京都のイメージが強いと思います。しかし北海道にも開拓期から道内各地に花柳界がございました。現在は札幌のみになってしまいましたが、「さっぽろ名妓連」には12名の芸者衆が所属し、毎日お稽古、お座敷などで活動しております。

連載「さっぽろ芸妓日記」では、札幌の花柳界の歴史や文化などをご紹介していきたいと思います。お付き合いのほど、どうぞ宜しくお願いいたします!

芸妓衆の「春の装い」のポイント

芸者衆は、常に季節の移り変わりを意識して生活しています。お座敷で踊らせていただく演目もそうですが、より分かりやすいのが私たちの「装い」です。ここ最近の札幌のように少しずつ暖かくなり春が近づいてくると、明るい色のお着物を意識的に着るようになります。

春の中島公園をお散歩。左からふみ代、小梅 (2022年4月下旬頃)

大きな舞台など、大人数で踊らせていただく場合は、一緒に踊る方との兼ね合いもあるので置屋のお母さんに決めていただきます。それ以外は自分で決めるのですが、「顔が明るく見えるよう、華やかな色味や柄のお着物を着る」「若いうちは明るい色のお着物を選ぶ」などというちょっとしたルールもあったりします。

入門したての頃はお姐さん方の落ち着いた渋い色味のお着物によく憧れたものです。笑

料亭川甚さんにて。入門した時に誂えた、桃と梅の柄のお着物です。(2021年4月上旬頃)

2021年4月上旬頃。

実は簪も季節によって変えておりまして、今の時期は赤い櫛を挿します。これが夏になってくると涼しげな白い簪に変わります。

お客様には、日本の美しい四季を、私たちのお衣装からも楽しんでいただければ嬉しいなと思います。是非、芸者衆の「装い」にも注目してみてくださいね!

Sapporo Geiko's mind in one-word English

~札幌芸妓の”こころ”を英語でひとこと~

In the spring, We try to wear a kimono with bright colors like pink, yellow and green. We would like you to feel spring from our costumes.

***
連載「さっぽろ芸妓日記
文:さっぽろ名妓連 こと代
編集:ナベ子(Sitakke編集部)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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