2024.04.06
暮らす「大学卒業後も創作活動を続けたい。でも、作業する場所がないし、お金もない…」
「お金がなかったらアートは楽しめないの?」
今回、そんな個人的な悩みをきっかけに「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」という制度に出会い、「さっぽろ天神山アートスタジオ」の存在を知りました。
取材を通し感じたこと。それは、きっとこの場所は、アーティストにとってはもちろんのこと、市民にとっても、暮らしにいい影響を与えてくれるところだということ。
アーティストは、さっぽろ天神山アートスタジオでの滞在を経て、日常と異なる”非日常”を経験し、創作活動への新たな刺激を得ることができる。同時に、周辺に暮らす市民の日常にも、「アート」という非日常が緩やかに溶け込んでいく。
小田井さんがAIRを通して実現する、このゆるやかなアートの在り方は、アートを学ぶ学生としても、このまちで暮らす市民としても、とても心惹かれるものがあった。
お金がなかったらアートは楽しめないの?
答えは「NO」だ!
⇒後編の記事では、小田井さんの「アート」に対する思いと、施設を利用するアーティストのようすをお届けします。
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※2024年1月時点の情報です。最新の情報は施設のHPをご確認ください。
◆さっぽろ天神山アートスタジオ
〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号(天神山緑地内)
文・取材:Sitakke学生ライター講座受講生 わっか
編集:Sitakke編集部 ナベ子