2024.04.02
深める札幌市は、中小企業の働き方改革を支援しています。
その一つが「テレワーク」導入への補助です。
実際に利用した企業が、白石区にあります。
タカフジは、建物の窓枠サッシの製造と、現場での施工を行う会社です。
2024年1月に札幌市の補助を受け、在宅勤務ができる「テレワーク」の環境を整えました。
労働時間の削減や業務の効率化を図るのに有効な「テレワーク」ですが、必要となるパソコンがどうしても足りなかったのだといいます。
そこで、札幌市から60万円ほどの補助を受けて、ノートパソコンを5台購入しました。
社員が希望したときに、自宅でテレワークをすることが可能になったほか、さまざまな場面で仕事が効率化できたといいます。
これまでは、日報を書いたり、取引先への注文書を急いで作ったりするときに、会社に戻らないといけなかったりした状況に変化が生まれ、出先でも書類が作れるなどのメリットがでてきました。
札幌市の補助ですが、中小企業および個人事業主が対象です。
条件はありますが、テレワークに必要な機器の購入に、上限90万円の2/3=60万円まで補助するものです。
札幌市では、テレワークの補助以外にも、働き方改革に関係する専門家を企業に派遣してアドバイスする支援をしています。
今までのカタチにとらわれない働き方が広がってきています。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年3月19日)の情報に基づきます。
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