2024.03.31
ゆるむ大阪で人気者となった“ミゾレ”。おたる水族館への引っ越しが決まりました。
現在、ワモンアザラシを飼育しているのは、国内でわずか4カ所。
展示を続けていくためには、協力して繁殖に取り組む必要があります。
大阪・海遊館の竹内慧さんは「できるだけ若くて好奇心旺盛、感受性が豊かなうちに引っ越しをさせて、早く新しい環境になじんでほしかった」と話します。
こうして、大阪からカップル候補のメスがいる北海道小樽市へ。
引っ越しから、およそ3か月が経ったころ…。
「ミゾレ」は、小樽でも元気に水槽の中を泳ぎ回っていました。
この日は、体重測定。
体重計に乗ってもらおうと促しますが、ころんと転がってプールに入る「ミゾレ」。
子どもらしいしぐさをみせる一幕も。
ちょっと時間はかかりましたが、無事、測定することができました。
そして、小樽でのお披露目となった3月16日、「ミゾレ」の水槽の前には、ファンの姿が。
札幌から来たという「ミゾレ」ファンは、「もう…、幸せです」と感無量の様子。
神奈川から来たファンもいました。
隣の水槽にいるメスの「ルル」と「ピセ」に出会うのはもう少し先ですが、「ミゾレ」の小樽での新生活がスタートしました。
大阪・海遊館で「ミゾレ」の飼育担当をしていた竹内慧さんは「とても人懐っこい性格で、また動きもコミカルで、見どころたっぷりのアザラシ」と小樽での生活を応援しています。
おたる水族館では、5年後くらいの繁殖を目指していくということです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年3月18日)の情報に基づきます。
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