今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年3月25日〜3月29日ピックアップ分)
先週末から、北海道も本格的な春の日差しを感じるようになりましたね。
暖冬と思い、油断しているところに、何度もドカ雪に見舞われた今年の冬でした。
「きょうの1枚」に選ばせていただいたのは、エゾシマリスです。キャプションには、「私のスマホの永遠の壁紙です」とありました。
半年以上もの間冬眠していたエゾシマリスも、この暖かさで、あちこちで目を覚ましたに違いありません。
エゾシマリスは、目覚めてすぐに〝恋の季節〟を迎えます。オスは、冬眠前にすでに〝好きな女の子〟を決めておいて、その女の子が冬眠から目覚めたらすぐにプロポーズできるようにと、メスよりも早く目覚めるのだという話を聞いたことがあります。
去年はちょうど、桜が花を咲かせる頃に、生まれたばかりのエゾシマリスの子ども達が巣穴から顔をのぞかせてくれました。
道路脇の雪山のようなところで、お昼寝をしていた(1枚目)キタキツネ。目覚めたと思ったら、大きなあくび(2枚目)をしています…と、その瞬間!
ズリズリズリ〜っと、雪山から滑り落ちてしまった(3枚目)ようです。
いったい何が起きたのか? おそらくキツネくん自身にもよくわかっていないのではないでしょうか?
「トホホ…」といった表情が、たまらなくおかしいやら、かわいいやら。キタキツネはときどき、こんな〝人間くさい〟表情をすることがありますねー。
勢いよく雪の中に飛び込んだのに、ネズミを捕まえるのに失敗した時などには、こちらを見て「いまの、撮ってないよね」的な、うらめしそうな顔をしたり。
そのあたりが、キタキツネが好きになる〝ツボ〟なのかもしれません。