2024.04.02
育むそれは「まだ一人ではできないことを見つけると嬉しくなる」ということ。
毎朝のお着替えも、その1つです。
その日の洋服を置いておくとスムーズに全て1人で着替えてくれるようになりましたが、わざと!?と思うくらい、前後ろ逆に着るのです。
トレーナーの柄は背中へ、ズボンのポケットは前側に。
「ママ、もうお着替えしたから」と、5歳はいつも得意げ!
「はや~いね~!」と言いながら、「今日もまた前後ろ逆」と、私は心の中でニヤニヤしながら直します。
この時間が愛おしい。
いつの間にかこうちゃんは、できること、手を離れることが増えたんだなと気が付きました。
道路で大泣きすることもなくなって。
それどころか、買い物の荷物を「持ってあげる~!」と一生懸命運んでくれる戦力になりました。
「だっこ!」とせがむ声も、気づいたらもうずっと聞いていません。
「できる」「手が離れる」ことはうれしいのに、時々寂しくなることも。
こうちゃんは、この春から保育園の年長さん。
長かった保育園生活もあと1年です。
「できる」ことがどんどん増えていく一方で、まだまだくすっとさせてくれる「できない」姿も。
小学校入学までの1年間をこうちゃんの一言と、したためる一句でつづっていきたいと思います。
ここで一句!
『もうできた 息子のお着替え 今日も逆』
****
文|HBCアナウンサー 室谷香菜子
青森県出身。2009年HBC入社。HBCラジオ「アフタービート」、「美香と香菜子のおさんぽ土曜日」などを担当。2018年第1子(男の子)を出産。趣味は寝かしつけ後のドラマ鑑賞と、美味しいお酒。息子(こうちゃん)との日常はInstagramでも発信中。
編集:Sitakke編集部あい
■「毎日繰り返しで何やってるんだろうって…」他人事ではない“産後うつ”解決へイベント 「助けてって気軽に言ってほしい」【札幌市】
■【無料&全天候型】雪遊び用のソリも着替えもぜ~んぶ無料!小学校を利用した遊び場は自由度MAX 大人にとってもありがたいワケ【渕上パパが行く、公園ブラボー#15】