今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年3月18日〜3月22日ピックアップ分)
いつもの年よりもやや早く、モモンガの繁殖行動が始まったこともあって、エゾモモンガの投稿をたくさんいただいております。
繁殖行動が始まると、普段は基本、夜にしか活動しないモモンガたちが、昼間にもかかわらす、メスを求めて森の中をビュンビュン飛び交ったり、オス同士が激しく争ったり、ペアになったモモンガが、仲良く並んでまったりとしていたりなど、モモンガウォッチャーたちにとっては、シャッターチャンスだらけです。
なのでこの繁殖行動は、〝モモンガ祭り〟とも呼ばれています。
「きょうの1枚」は、ガチピン(*ピントがバッチリと合っている)の〝飛びモモ〟(滑空しているエゾモモンガ)ちゃん。
トップスピードの滑空から、ブレーキをかけ始める一瞬の体勢のように見えます。
とっても美しいですねー。口にくわえているのは、ハンノキの雄花序(ゆうかじょ)で、モモンガの大好物のひとつ。〝飛びモモ〟が、〝ガチピン〟で、さらにこのようにエサをくわえていると、〝おみやげつき〟として、写真のポイントが最高点にアップ!
今週は、エゾモモンガのかわいらしいお写真がたくさん届いておりますので、急きょ、エゾモモンガ特集にさせていただきます…お楽しみに!
エゾモモンガ特集の2日目。
向かって左側がオス、右がメスなので、もしかしたらめでたくペアになった子たちかもしれません。
〝モモンガ祭り〟では、ペアが交尾をした後、まったりとこのように並んでいる姿をときどき見かけます。
エゾモモンガは、繁殖期になると、「キーキーキー…」(*ウィキペディアでは、ジージージー、ですが)という鳴き声を上げるのですが、実はこの鳴き声、聞こえる人と、聞こえない人がいるのです。
私は近づいて耳を澄ませてもまったくダメで、高校生の娘は「うるさくてたまらない」と言います。
もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、エゾモモンガの鳴き声は、周波数が高い、いわゆる〝モスキート音〟で、耳年齢が若い方しか聞こえません。
「私の耳はまだまだ若いわよ、きっと」って思った方、YouTubeに【もふもふ…!エゾモモンガの鳴き声、あなたには聞こえますか?】という動画をアップしてありますので、ぜひお試しください。