アタマの上にオレンジ色の模様が個性的な鳥、日本では、頭の上に菊の花をのせているという意味で、キクイタダキという名前がつけられています。
ヨーロッパなどでは、菊の花ではなく、王様がかぶる冠(かんむり)に見立てて、ラテン語で〝Regulus〟「小さな王様」と呼ばれています。
体重は、わずか3〜5グラムで、日本で最も小さい鳥のひとつ、ちょっと大きめの携帯で見たら、ほぼ実物と同じくらいの大きさかもしれません。(ちなみに、スズメが、20〜25グラム、シマエナガが、8グラムほど)
このキクイタダキのアタマの上の黄色い部分ですが、なわばり争いや、メスへの求愛などの時に、パカッと見事に開くのです。
1度だけ、開いたのを見たことがあるのですが、菊ではなくて、タンポポのような感じでした。(タンポポは、キク科の植物でしたね)
小さい上に、針葉樹の中をちょこちょこと動くので、なかなかうまく撮影するのがむずかしい鳥です。
キャプションに「キツネコロッケ。しっぽが生えているお得なコロッケです」とありました!
ホントですねー、コロッケ。寒くないんだろうか?と見ているこちらが心配になるほど、雪の中で気持ちよさそうに、ぐっすりと寝ているキタキツネを見ることがあります。耳だけを、レーダー探知機のように動かしています。〝恋の季節〟のまっただ中なのに、キミは寝ていてばかりいていいのかな?
もしかしたら、ライバルにメスを奪われてしまって〝ふて寝〟をしているのかな?
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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