2024.03.17
出かけるガチャガチャとまわすと生まれる偶然と楽しさ。
今、子どもから大人まで人気の「カプセルトイ」で時代の風を捉えようとしています。
アミューズメント事業を手掛けるバンダイナムコアミューズメントが、道内最大級「カプセルトイ」の専門店を2店舗同時オープンさせました。
場所は、JR札幌駅前のさっぽろ東急百貨店です。
はやりのキャラクターから変わり種まで、大人の目線に合わせて2段や3段重ねで、1140面のカプセルトイが勢ぞろいしました。
価格は、200円から高いものはなんと2000円!
ということで、早速「プレミアムガシャポン」という1つ1500円のカプセルトイを回してみました。
ひとまわり大きなカプセルから出てきたのは…。
トノサマガエルのオスでした。
胴と頭が別になっていて、組み立てて遊ぶようです。
本物と同じ形や動きを追求した、リアルなカエルのフィギュア。
カプセルトイは、子供向けというイメージがありますが、今や、メインのターゲットは、購買力のある20代から30代の大人の女性。
その分、商品にはより「リアル」な質が求められるのです。
こちらは、カプセルではなく「シート」が出てきました。
キャンディーブランドのコースターです。
カプセルトイでしか買えない個性的な商品も魅力のひとつです。
バンダイナムコアミューズメントの山田昇平さんは、「気軽に遊んでいただけるということで、客層は非常に広いと思っている」と話します。
百貨店に多い、高齢者だけでなく、新たな「集客エンジン」として評価してもらいたいといいます。
ブームの背景には、偶然、手に入れた喜びをSNSで発信する「コト消費」もあるようです。
道内最大級のカプセルトイの専門店は、3月8日からさっぽろ東急百貨店にオープンしています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年3月7日)の情報に基づきます。
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