2024.03.08
暮らすこの問題を受け、道議会・自民党道民会議は、会派内にカスハラの防止条例制定に向けた検討部会を設置。
早ければ2024年内の条例制定を目指します。
そして、国も対策に乗り出しています。
厚労省が制作した「カスハラ」の啓発動画を見てみると…
客役の男性が、店員に向かって「「あんた、ほんとに鈍いな。頭悪いんじゃないの。この役立たずが!」と詰め寄ります。
映像では、対応策などを分かりやすく解説しています。
さらに、企業に対して「相談体制の整備」や「対応マニュアルの作成・研修」などを推奨しています。
現代社会に蔓延する「カスハラ」の実態について、ココロバランス研究所の島田恭子代表理事は「SNSの普及や社会全体の疲労」が背景にあると話します。
「コロナ禍、そして、戦争も社会経済も悪くなってきているので、イライラのはけ口みたいなところが、カスハラをより一層顕在化させた」というのです。
カスハラの被害は自治体にも広がっています。
札幌市広報部市民の声を聞く課の谷川晋介係長によると、
「このやろう!」「バカヤロー」「このガキ」
などといった発言を受けることが多いといいます。
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