札幌で暮らすみなさんへ、札幌市環境局からのお知らせです。
普段何気なくしていることが、二酸化炭素などの温室効果ガスを減らす「脱炭素」につながることを知っていますか?
札幌市は、2050年までに、札幌市内から排出される温室効果ガスを実質ゼロにする“ゼロカーボンシティ”の実現を目指しています。
今回は、2050年の“ゼロカーボンシティ”実現に向けた、札幌市環境局が掲げる活動の中から、市民の皆さんにぜひ覚えていただきたい<2つのポイント>ついて、ご紹介します。
2050年の“ゼロカーボンシティ”の実現のために、2030年に、温室効果ガス排出量を半分以上減らすこと(2016年比で55%削減)を指針としています。
2021年3月に策定した気候変動対策行動計画では、以下5つの柱を設定しています。
・【省エネ】徹底した省エネルギー対策
・【再エネ】再生可能エネルギーの導入拡大
・【移動】移動の脱炭素化
・【資源】資源循環・吸収源対策
・【行動】ライフスタイルの変革・技術革新
現在は、特にライフスタイルの変革を促すため、「市民への広い周知、広報」活動として、脱炭素アクションに対する理解の促進を目指しています。
具体的にはパネル・ポスターや5種の動画を制作するほか、省エネ住宅やリサイクルなどの話題を取り上げた脱炭素トークコラムをウェブ上に掲載し、SNSを活用した情報発信も行っています。
コラムは、省エネ・再エネ・移動・資源・行動という「札幌市気候変動対策行動計画」の5つの柱に関連した各分野の専門家・エキスパートに登場していただく予定です。新築・リフォームを含めた省エネ住宅や、実質再エネ電力を活用したものづくり、ハイブリッド車・EVを含めたエコドライブ術、リサイクルの現場の話、日常的な脱炭素ライフスタイルの実践例などを予定しています。
2030年、そして2050年に向けた今後の最新情報は、札幌市のHPでも発信していく予定ですので、ぜひご確認くださいね!
“ゼロカーボンシティ”の実現に向けた合言葉を「ありがとう!!それ、脱炭素です。」に設定しました。普段のなにげない行動が脱炭素になっている場合もあり、実はあなたができる「脱炭素」はたくさんあるということを合言葉に込めました。
「え、こんなことも?」と思うような小さなことから、気軽に取り組んでみてほしいと考えています。
たとえば、こちらの2つの動画をご覧ください。
この動画では、マイボトルを使用している日常のシーンを紹介しています。「マイボトル」を繰り返し利用することも、脱炭素に繋がるのです。マイボトルを利用してくれて、“ありがとう!!それ、脱炭素です。”
この動画では、配達荷物を受け取る、日常のシーンを紹介しています。「置き配」をすることで、再配達を減らし、脱炭素に繋がるのです。置き配を利用してくれて、“ありがとう!!それ、脱炭素です。”
こちらの動画のほか、今後も「ありがとう!!それ、脱炭素です。」を合言葉に、無理のない脱炭素ライフスタイルの実践例を発信していきます。
LINEやインスタグラム、Xなど複数メディアや、WEB媒体、テレビ・ラジオなどあらゆる場所で情報を発信していきますので、ぜひ皆さんもご注目くださいね!
※2024年2月現在の情報です。最新の情報は札幌市HPをご確認ください。
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文:札幌市環境局
編集:Sitakke編集部
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