2024.02.28
育む「ひだまり」の壁一面に、飾られていたのが、可愛らしいブタの絵。
桜の花びらが舞う、優しいピンク色が印象的です。
これは、 30周年感謝企画の第一弾『もじもじこぶくんピンクのぼうし 習作絵本原画展』 です。
青田さんが 「世界で一番大好き」 と宣言する北海道出身の絵本作家、きくちちきさんの習作原画です。
“習作”とは、実際に絵本に採用された原画の、一歩手前の作品のこと。
つまりなかなかお目にかかることができない特別な絵なんです。
青田さんは自信をもって、「習作原画展なんて、世界でうちだけの特別公開ですよ!」と胸を張ります。
きくちちきさんの最大の魅力は、絵本の4倍~5倍のサイズで、大きな筆を使ってダイナミックに描くのびやかさ。
この描き方が、物語の世界観を広げてくれています。
『もじもじこぶくん ピンクのぼうし』は、恥ずかしがりやの“こぶくん”が勇気を出して自分の気持ちを伝える姿がとても健気で愛らしく、思わず応援したくなる物語です。
30周年感謝企画は、この先も、朗読音楽会など色々計画中とのこと!
楽しみですね!