2021.08.17

暮らす

夏に増える手口とは… 侵入窃盗の対策はすぐできるところから!【じぶんごとニュース#3】

出かけている間や寝ている間に家の中に入り込み、貴重品などを盗む、「侵入窃盗」。
大切なものを盗られるのはもちろん、
鉢合わせてしまうと、とっさに強盗になったり、
盗撮や性犯罪につながったりするリスクもある、怖い犯罪です。

その手口は様々ですが、暑い夏ほど増える手口があるんです。
すぐできるところから、対策を始めてみませんか。

狙われるのは「最も簡単に侵入できる」家

窓ガラスを割ったり、ドアと壁の隙間に工具を差し込んで強引に壊したり、
ピッキングをしたり…。
侵入窃盗の手口は様々で、「補助錠」や「防犯フィルム」「センサー」など
さまざまな対策グッズが売られています。

ただ、強固な対策をとっていても、
最も簡単に侵入できる」方法が残っている家にはリスクがあります。

警察庁の2019年の調査によると、
一戸建て住宅でも共同住宅でも、最も多かったのは「カギをかけていないところ」からの侵入。
被害にあった家の4割以上が
窓やドアのカギを締めていない場所から侵入されていました。

2階でも要注意!

2021年7月にも、札幌のアパートで
カギをかけていない窓から侵入され、指輪を盗まれる被害がありました。

侵入されたのは、2階の部屋
道警によると
正午前に、住んでいた25歳の女性が出かけている間に侵入されたといいます。

2階に住んでいる人も、注意が必要です。

暑い夏、ついつい窓を開けたままにしていませんか?

「カギをかけていない」の家への侵入窃盗が特に多いのが、

※道警の統計より作成

道警によると、侵入窃盗のうち「カギをかけていない」家での被害は
2016年から2020年までの5年間、平均すると
1月から4月までは30パーセント台で推移しているのに対し
6月には47.1パーセント、7月には48.6パーセント、8月には53.4パーセントと
夏に増えています。

暑い夏、ついつい窓を開けたまま出かけたり、寝たりしてしまっていませんか?

対策のポイント!

道警が呼びかけている、対策のポイントです。
・ちょっとだけ出かけるときも、家の中にいるときも、ドアのカギをかけましょう!
・窓を開けるのは必要最小限にして、出かけるときや寝るときは
 すべての窓にカギをかけましょう!
・補助錠、センサーライトなどの防犯機器を活用しましょう!

暑い夏こそ、まずは「カギをかける」という、すぐできるところから。
そのうえで、グッズを使うなど、
自分の家に合った防犯対策を考えてみてはいかがでしょうか。

文:Sitakke編集部 IKU

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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