2024.02.22
深める小回りがきく「除雪グレーダ」は、滑走路に突き出た照明灯の間を縫うように、蛇行しながら走行。
もちろん破損したら、飛行機の離発着に影響が出てしまいます。
数センチ単位で照明灯をかわす運転テクニックは、もはや神業!
まさに技の除雪グレーダです。
ようやく滑走路が見えてきました!
最後の仕上げはスノースイーパです。
前方についている金属製のブラシを回転させて、残った雪をはね飛ばします。
除雪隊「ワックスウイングス」の鹿野剛さんは「雪の量や質に応じて、ブラシの回転の速度を調整し、最高の仕上がりとなるように努力している」と胸をはります。
数々の車が滑走路を除雪、最後に床を磨くように5台のスノースイーパが、斜め一列となって走行。
これこそがワックスウイングスのチーム力です。
通った道に 雪はありません。
午前8時半、この日の第一便がやってきました。
除雪した滑走路に無事、着陸。
でも、どうして冬の滑走路でも滑らず着陸ができるのでしょうか?
実は、飛行機には夏タイヤ・冬タイヤといった概念はないのだといいます。
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