今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年2月12日〜2月16日ピックアップ分)
本州から北海道にやって来て、シマエナガの写真を撮っていらっしゃる、〝シマエナガ遠距離恋愛〟の@odacchi_birds さん。
「きょうの1枚」に選ばせていただいたのは、何とも幻想的なお写真です。手前に何かがあって、それがうまく働いて、ファンタジーな感じになったのでしょうか?それにしても3羽とも、見事にまるまるとふくらんでいます。このまま〝お手玉〟にでもなりそうな、ふくらみです。
「日本のお手玉の会」というのがあり、段位認定などをしているのだそうですが、その検定で使われるお手玉は「中身は小豆、重さは40gを原則とする」のだそう。
やはりシマちゃんは、〝お手玉〟にはムリですね。重さ7グラム、500円玉1枚ほどの重さしかないのですから。
先日も登場してくれた、とにかくレアな、ユキホオジロ。
夏場は、ユーラシアや北アメリカ大陸の北極圏で暮らしていて、冬になると、そのごくごくわずかが北海道にやって来てくれる、なかなか会うことが出来ないお客様です。
ほっぺたのオレンジ色の模様がチークのように見えて、正面から見たら〝おかめ〟のお面のようです、とそのときに書いたのですが、@kazuo1973 さんから、ナイスな正面顔のお写真を投稿をいただきました!
いかがでしょう? もうたまらなく、かわいらしいですよねー!
ちょうどイネ科のハマニンニク(テンキグサ)に実をくわえているのですが、そのせいで笑っているようにも見えますね。
その年によっては、こんなユキホオジロが、浜辺に落ちた木の枝に、ズラリと並んで休んでいたり、雪の上に腹ばいになってじっと待っていると、向こうからゾロゾロと、こちらに向かって近づいてきたりすることもあるのです。
そんなときはもう、おかしくなっちゃって、笑い声をこらえるのに必死です。
とっても珍しい、キタイイズナの全身が写ったお写真です、スゴイ!
もともと数もそれほど多くないし、冬になるとご覧のように全身が真っ白になるので、なかなか見つけられない。
もし見つけられたとしても、雪の中のトンネルを移動していて、ときどき〝モグラたたき〟のように、穴からヒョコッと顔を出すのが、数少ないシャッターチャンスなのです、普通は…。
で、写真からだとわかりにくいのですが、とっても小さくて、細い、のです。
全長が15センチちょっと。
ちょっと太ったドジョウかチンアナゴか…、さけるチーズに手足シッポをつけたくらいか…。
何のためにあるの?って聞きたいくらい、短くて白いシッポ。
こんな動物いるの?って思っちゃうかわいらしさなのですが、この小ささを利用して、ネズミの巣穴に忍び込んでは、つぎつぎと食べちゃう〝世界一小さな肉食獣〟で、毎日、自分の体重の、およそ半分くらいの〝獲物〟を食べないと生きていくことが出来ないのだそう。