2024.02.02
深めるガザから届いたメッセージ。
過酷な現状の中でもバーベルを見つけ、トレーニングを続けるアブデさんの映像を見て、
金子記者は「日常を取り戻そうとしていると感じた」といいます。
札幌で行われた、デモや集会の様子を金子記者がSNSで送ると、アブデさんはとても喜んでくれたそうです。
「北海道からでもガザの現状を発信していく必要性を感じた」と金子記者は話します。
アブデさんは金子記者を通して、日本人に対してメッセージを送ってくれました。
「日本の皆さんへ。皆さんは今、毎日子どもや女性たちが殺される、悲惨な状況を把握していると思います。私たちは何としても、あなた方の支援が必要です。今までも支援してくれた皆さま、力を貸してください」
アブデさんは現在の生活について、「食事がしっかりとれない中でもトレーニングをしていて、普段はパンや豆しか食べれず、そのパンを買うためにも列ができている」と金子記者に伝えています。
北海道パレスチナ医療奉仕団の猫塚さんは、来月にもパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区に行き、現地の難民キャンプで医療支援をする予定です。
ひとりでも多くの人が関心を寄せ続けてほしいと思います。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年1月17日)の情報に基づきます。
■70歳・ゲイとしての自分/男としての自分…「老い」を考える【前編】
■「ちょっとお姉さんくらいのつもりで」ススキノの「夜回り」続けるワケ「助けて」を言えない人たちへ自ら働きかけるメッセージ