雪の穴から顔を出しているのは、キタイイズナ? それともオコジョ?
大きさがわからないのと、特徴的なシッポ(オコジョはシッポが長く、先端が黒色、イイズナはシッポが短く、白色)も見えないのですが、おそらくキタイイズナだと思います。
体長は、15センチちょっとととても小さくて、魚肉ソーセージをもう少しホッソリとさせたような感じで、雪の穴からひょこひょこと顔を出したり、引っ込めたりする様子は、水族館で見る〝チンアナゴ〟にも似ています。
そんな小さなカラダなのに、自分よりも大きいネズミや、まれにユキウサギなどもとらえて食べるのだそうで、〝世界最小の肉食獣〟とか〝森の小さな殺し屋〟とも呼ばれます。
雪の下にトンネルを掘って、ものすごいすばしっこさで移動するので、こちらの穴にもぐり込んだかと思うと、次の瞬間には、かなり離れた別の穴から顔を出したり…。
出会うことはもちろん、写真に撮ることも〝激ムズ〟な動物のひとつ。
「きょうの1枚」は、なかなかこんな瞬間を見ることが出来ない、とっても貴重な1枚なのです。
このお写真のキャプションに、「北海道に着きました」と、ありました。本州(神戸なのかな?)から、シマエナガに会うために、いらっしゃったのでしょうね。
@y.odamon さんのホーム画面を見てみたら、ズラリと並んだシマエナガにビックリ!どうやら、シマエナガちゃんに心を奪われ、遠距離恋愛をなさっていらっしゃるご様子。
でも、こんなかわいいシマちゃんに会えるのなら、来た甲斐がありますね!深い深い「シマエナガ沼」にハマってしまわれたようですねー。
エゾモモンガが、いっしんに、何かをお祈りしているように見えますね。
たっぷりとご飯をいただいたあと、顔やヒゲのお手入れをしているときに、ときどき、このような〝お祈り〟状態になるのを見たことがあります。
でもそうではなくて、本当に何かを祈っていたのかもしれません。
早い場所であれば、あと1か月ちょっとで、エゾモモンガたちの〝恋の季節〟ですから、ステキなパートナーにめぐり会えますようにと、〝恋愛成就〟のお祈りをしているのかも知れません。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。
パートナーメディア