今までになかった、こどもに優しい話題のランドセルが北海道にやってきている!と聞いてSitakke編集部が訪れたのは札幌・大通にある丸井今井札幌本店。
週末、会場にはひっきりなしに、こどもさんを連れた家族連れの姿が・・・お目当てはこちら。
今年3月にデビューした新しいランドセルブランド<NuLAND>。
取材に訪れたこの日はメーカー担当者による相談会が開催されていて、NuLANDを手掛けるメーカーRANAOSの石川奈那さんに直接お話を伺ってきました!
約8000人のママパパへランドセルについて調査したアンケートで「毎日の荷物がこどもの体重の2~3割以上」と答えたのが半数以上、4人に約3人のこどもが「重くて辛い」と感じているという結果が出ています(mamatas labo調べ)
ただでさえ何教科もある授業で必要な教科書やドリル、体操着に水筒・・・小学生が背負うには重すぎて体への負担が心配。そんなママの声を形にしようとできたのが、この NuLAND。
通常のランドセルの平均的な重さ1.2~1.4kgに対して、重さはなんと896g!!手に持ってみると持っている感覚がしないぐらいの軽さに驚きます!実際に相談会に来られたこどもさんが背負ってみると・・・「すごい軽い!」の声。
そして、軽いだけではないんです。ランドセル選びに大切な“背負いやすさ”や“こんな機能あったらいいな”を実用的にカタチにしています。
シンプルな見た目は3人のこどものママでもあるクリエイターのえぐちりかさんがデザインしました。
カラーは、Mサイズがブラック、レッド、キャメル、ネイビーの4色展開で33,000円(税込)、Lサイズはブラック、レッドの2色展開で36,300円(税込)。価格もリーズナブルですよね。
NuLANDのコンセプトは「こどもたちの成長を見守りたい。こどもの未来のため、環境にも身体にも優しく」、細部にまで、こどもへの想いが詰め込まれています。
肩掛けと背もたれはメッシュ生地を採用。夏場でも通気性が高く、クッション性もあるので背中への負担を和らげてくれます。LサイズはU字型で立体的にすることで通気性をさらに高めています。
防犯・安全への配慮も。極力、金具は減らし、肩掛けに付いている左右のフックは防犯ブザーなどを付けて手元ですぐに操作できるようにと装着。そして、肩掛けやフロント、サイド下部(下写真)にある黒い部分は反射板になっています。細部にもこどもの安全を考えたさりげない気づかいが感じられます。
フロントカバー(フラップ)は防水仕様でファスナーで取り外しが可能。取り外すとカジュアルなリュックに近い印象です。
サイドも撥水仕様となっていて専用のレインカバーも近日発売予定。北海道で暮らす私たちにとっては雪除けにもなるのでありがたいですね。
キャリーケースのようにファスナーでマチ幅を伸縮することで容量を増やすことができます。気になる中はこんな感じ!教科書が十分に入る容量に加えて、伸縮自在のブックバンドで教科書などを体側に固定できるので軽く感じる仕様です。
開口部が広く開くので上からも横からも入れやすいのは通常のランドセルと大きく違う点。これもママたちの声から採用されました。他にも内ポケットはタブレット端末を入れられるサイズ感だったり、水筒を入れられるスペースも中と外、両方に確保しています。
Lサイズは下部に弁当箱などを入れられるスペースを確保。ゴムバンドで固定でき、保冷バッグとしての機能も兼ね備えてていて必要がなければ取り外しも可能というまさにフル装備です。
NuLANDの特徴はもうひとつ。実は使われている素材は、使い終わった古着や工場で生産時に出た残り生地が原料なんです。
いま小学校の授業ではSDGsをはじめ身の回りから環境を考える取り組みも多くなってきています。そんな次世代のこどもたちが、自分の持ち物がどこからどうやって形になっているか環境や循環型社会について考える・気づくきっかけにもなるはず。
取材したこの日も、SNSで知り購入を考えていて足を運んだというママパパが。その場で購入した30代のママに決め手を伺うと「やっぱり他のランドセルと比べると断然軽いのが決め手。」「子どもにも大切に使うことの大切さを知ってもらいたいし、子どもも気に入っていたのでその場で購入決めました」と満足度も十分。
北海道で実際に手に取って確かめられるこの機会、こども想いのランドセル「NuLAND」の良さをぜひ体感してみては?
開催期間:~2021年8月17日(火)
開催会場:丸井今井札幌本店 大通館8階
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