寒い日に食べたくなるのが鍋料理ですよね。
そこで注意したいのが、家庭でもよく使うカセットボンベの取り扱いです。
連載「じぶんごとニュース」
先週、こんな事故がありました。
5日夜、札幌市ススキノの居酒屋で、カセットボンベが爆発。
店内にいた客にけがはありませんでしたが、従業員の女性3人が、顔や両腕をやけどしました。
警察によりますと、魚をあぶるオーブンの上に置いたカセットボンベが爆発したということです。
カセットボンベは、使い方を間違えると大きな事故につながります。
どれだけ危険なのか、「NITE」=製品評価技術基盤機構が行った実験映像から読み解きます。
「NITE」はストーブの前や上、こたつなど40度以上になる場所にカセットボンベを置くと、熱で内圧が上昇し、爆発のおそれが高まるとしています。
爆発すると、破片が飛び散って厚い木の板4枚が、勢いよく割れてしまいました。
これが実際の人間だった場合、大けがでは済みません。
ほかにも、もうひとつ注意点が
カセットコンロを覆うような大きな鍋の使用です。
鍋の放射熱がボンベに伝わり、爆発する危険があります。
寒い季節、カセットボンベの取扱いにはご注意ください。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年1月11日)の情報に基づきます。
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