この冬も、北海道内各地で大雪が相次いでいますが、この「やっかいモノ」の雪を「宝モノ」に変えようとするマチを取材しました。
1月の美唄市。
積雪は87センチ、ひと冬で8メートルの雪が降る、道内有数の豪雪地帯です。
そんな美唄市郊外の雪原に温室があります。
池に入れられたのは、体長25センチほどのウナギの稚魚3500匹です。
「ニホンウナギ」と呼ばれ、食用として人気が高い品種です。
温室では、12日から道内初のウナギの養殖が始まりました。
周囲に、海も湖もない内陸部の美唄で、どのように養殖するのでしょうか?
その秘密は、そばにあるデータセンター。
企業が取り扱う膨大な情報を蓄積する、サーバーが集まった施設です。