北海道にしか生息しない野鳥として知られる、冬の妖精“シマエナガ”。その愛らしい姿が話題になり、最近ではシマエナガをモチーフにしたお菓子やグッズを見かける機会が増えましたね。
実はそのブームよりも前から、シマエナガのかわいいスイーツをつくっている洋菓子店が札幌・中の島にあるんです。いったいどんなお店なのか、札幌在住ライターがレポートします!
パティシエである林さんのお名前をフランス語でもじった「AubeLe Coeur」は、2011年にオープン。地下鉄南北線「中の島」駅からすぐとは聞いていましたが、2番出入り口の真横にお店があり、アクセスのよさは抜群です。屋外を歩く距離を最短にしたいこの寒い時期、駅チカは助かる……!
お店のなかに入ると、そこは甘い香りが漂う幸せな空間。個性豊かなケーキや焼き菓子が所狭しと並びます。店頭には並んでいませんが、アイスやクレープも注文できます。
卵や乳製品、小麦粉、米粉など、お菓子の素材はできるだけ北海道産のものを使うのが、お店のこだわり。実際にショーケースを眺めてみると、てんさい糖をつかったプリンや、北海道産かぼちゃのモンブラン、ゆり根のロールケーキなど、地元素材への愛情が伝わってくるスイーツがたくさん並んでいます。
「かわいすぎる!」とSNSなどで口コミが広がっているのが、「AubeLe Coeur」のシマエナガ・スイーツたち。「北海道に縁のあるものを」と考案されたシマエナガのケーキは、実は昨今のブームよりも前から販売されていたものだそう。いわば、シマエナガ・スイーツの先駆け的存在なのです。
好評につき、今ではシマエナガをモチーフにしたお菓子がケーキ以外にも登場! どれもキュンとくるかわいさですよ。
つぶらな瞳が愛らしい『シマエナガくん』は、ガールズグループ『NiziU』がSNSに掲載したことでも話題になったケーキ。まあるく包まれたもちもちの求肥のなかには、子どもも大好きなチョコチップクリームとバナナムースが! ママ友やお子さんがいるおうちへの手土産にすれば、親子で感激してくれること間違いなし。
バニラアイスを求肥で包んだ『シマちゃんアイス』は、夏だけでなく冬もファンが買い求めにやってくる人気商品。重ねたホイップや求肥に描かれたシマエナガの表情や耳・足などの細やかさは、間近で見ると感動しますよ。カップまたはコーンのお好きなほうを選びましょう。