クリッとしたお目目の、キョトン顔、もうたまらないかわいらしさですねー。
冬の森で、エゾクロテンらしき足跡を見つけると、どこからか、かわいらしい顔をひょこっとのぞかせてくれるのではないかと、ドキドキして見回しますが、なかなか出会うことは出来ません。夜に行動することも多く、繁殖期以外は、ほぼ単独で行動しています。カエルやネズミやリス、時にはユキウサギもとらえて食べてしまう肉食系。
イイズナやオコジョなどとともに〝森の小さな殺し屋〟とも呼ばれます。
アイヌ語では「カスペキラ」といい、〝しゃもじを持って逃げるヤツ〟という意味なのだそう。
集落に現れては、ものを持ち去ったり、家畜を襲ったりしていたのでしょう。