2024.01.11

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好きな人に「セフレになろう」と言われた。どうしたらいい?【2023年ピックアップ②】

Sitakkeで好評の連載「満島てる子のお悩み相談ルーム」

読者から寄せられたお悩みに、ライター・満島てる子さんが一緒に頭を抱える連載です。
2023年11月に、記念すべき【50回目】を迎えました。

ライター・満島てる子

これを記念し、満島てる子さんに「2023年最も印象に残った記事【BEST3】」を選出してもらいました!
3回に渡って再配信します。

***

第1回目:エピソードがカオスよランキングベスト1~「他人の愚痴を聞くのがしんどい。メンタルをどう保てばいい??」

第2回目となる今回は、「ズバッと言いましたランキングベスト1」のご紹介です。
選ばれたのは…2023年3月に配信した「好きな人に『セフレになろう』と言われた」お悩みをテーマにした記事です。

満島てる子さんによる選評

いろんなお悩みが来るせいか、あたしの気持ちも、みんなのお手紙を読んでる最中に揺さぶられがちなので、「安定の不安定」がそのベースのテイストと化しているような気がする、このお悩み相談ルーム。

そのせいもあって、いつも「うーん、なんて答えようかな……」という、こちら側のこころの迷いというかなんというかが、文章の全面に出てしまっているのが毎度の個人的な反省点なのですが。笑

この回は、そういう迷いがほとんどなく、世にゆう「ズバッと」系の回答をさせてもらった記憶がしっかり残っています。

恋愛ではもちろん、生きていると仕事や友情のなかでも、あなたのことを「道具としてのみ」扱い、その意志を重んじない人と出会うことがあるはず。そういう奴に対しては何を要求されても、できる限り「そんなの豪語道断!」と突っぱねてやるのがマジで吉だと思うの。

自分のことは自分が守る。これからも伝えていきたいメッセージです!

***

以下、再掲です。

読者からのお悩み:好きな人に「セフレになろう」と言われた。どうしたらいい?

あらあら大変。 改めて読んでみると、〆切ギリギリの確定申告レベルで深刻な案件だわこりゃ。
まずはみいさん、投稿してくださってありがとうございます!

にしても、なかなかこんがらがったお悩みだねぇ。
大事に思う人とどう向き合ったらいいかってだけじゃなくて、その根っこというか背景のところに、みいさんの自尊心の問題も横たわっているというか。
そしてそれが、「見た目」と「性」といった強めのトピックにまで、ぬるっと絡みついちゃっているというか。う〜ん、とってもシリアス!

まずですが、前半書いてくれている部分ね。自分に恋愛関係の自信がない改め、男性とロマンスにまで発展しないんだけどもって話。
これはね、個人的にめっちゃ共感する。なんせあたしも全く一緒の状況だから。←

そうなのよねぇ……なんかさぁ、年齢が関係あるのかはわからないんだけれど、例えば年下のかわいこちゃんとご飯行くってもしなったとしても「いやこっちが色々リードしてお店とか探してあげなきゃ」ってなっちゃうし。
相手がたとえ年上の方だったとしても「こちらだってそれなりに人生歩んできたんだし、もう大人なわけだから、相手の時間をいただく以上しっかりしないと」ってなっちゃうしね。

そんなテンションでいるとさ、たとえデートの最中というか当初そのつもりだったとしても、こっちは飲み会の「幹事」的な気持ちにもなってきちゃうわよね (身に覚えありすぎ)。
なんならあたし自身反省してみるとなんだけれど、きっと一緒してくれる相手からしても、なんか気が張っていてスキ無さそうというか、それこそ結局「姉貴」止まりの認識で終わっちゃってたんじゃないのかなぁ。
恋とかに発展しそうな感じというか、そういう気楽な雰囲気ゼロだなぁって思われちゃってたのかもしれません(あ違うわよ、もちろん、もともとそういう感じじゃなかったっていうパターンが腐るほどあることなんて、百も承知の上で書いてるわよッ(血涙))。

以前もこの連載のなかで紹介した、フランスの文豪スタンダールの著書 『恋愛論』
最初に世に出てから200年以上経つ作品ですが、これ読み返すとやっぱりすごくて、「恋が生まれるには希望がなきゃいけない」って書いてあるのよ。今風にざっくり言っちゃうと、“ワンチャン”ありそうな隙がなきゃいけないって話が載ってるわけ。

誤解してほしくないから言っておくと、この“ワンチャン”って、別にセックスできそうかどうかってことじゃなくていいのよ。
「あ、この人のこと自分、支えてあげたいかも」って思わせる空気っていうか、あたしの隣スペースあるよっていう、一種力を抜くことでのアピールというか。
きっとあたしとみいさんには、その「脱力感」が無いのかもしれないわ。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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