2024.01.11
深める大樹町のインターステラテクノロジズは、この新しい燃料で来年度以降、小型の人工衛星を積むことができる「新型ロケットZERO」の打ち上げを目指しています。
建物40階に匹敵する高さ120メートル。
100人乗りの巨大ロケットで、失敗を恐れずに改良を繰り返しながら、月や火星を目指すアメリカの民間宇宙開発。
日本も、ようやく宇宙を成長産業に位置づけ、政府が支援する宇宙ベンチャー=4社のひとつにインターステラ社を選びました。
これによって、将来的に最大140億円の支援を得られる可能性が出てきたことになります。
2024年にはこの4社が3社に、さらに1年半後には2社まで選定されます。
これからの難関突破にむけて、インターステラ社の稲川貴大社長は「来年9月に向けてのタイミングは、大きな山場」と語ります。
地元生まれの燃料、で脱炭素化と宇宙開発の両立。
10秒間の炎は、その可能性を映し出しています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年12月21日)の情報に基づきます。
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