インスタグラム「北海道3大かわいい動物プロジェクト」 に、その情報が寄せられたのは、クリスマスイブのことでした。
「札幌市内の公園の池にいる、オシドリのメスが、どうやらケガをして飛ぶことが出来ないらしく、パートナーのオスが、心配そうに、近くに寄りそっています」というもの。
いつもステキなお写真を投稿いただいている、@isobo さんからの連絡です。
その話を聞いて、とっても驚きました。
なぜなら、オシドリは夏場になると北海道にやって来て、子どもを産み、育てるのですが、秋が深まる11月には、いっせいに四国や九州に移動して冬を過ごすのが一般的で、雪が降る中にいるオシドリを、これまで見たことがありません。
送られてきた写真を見て、さらに驚きました。
凍り始めた池にいるオシドリのつがいで、左側がオス。右側がメスです。
メスの左の翼が、ダラリとたれ下がっていて、どうやら骨折でもして、自由がきかないかのように見えます。
一方で、隣にいるオスには、異常は感じられません。
おそらく、パートナーを残して、南に移動することも出来ずに、寄り添っているように見えます。
パートナーメディア