2023.12.24

深める

気まずくなった相手と"仲直り"したいなら。やったほうがいいこと/やらないほうがいいこと|編集部ピックアップ2023

でも、その人とのことを胸にかかえたままどうしようもできず、心のなかに悪性腫瘍とも言うべきこびりつきを育ててしまうよりは、傷つく可能性すら、その腫瘍を取るためのひとつの「手術」のようなものととらえて、相手にぶつかってみた方がいいと思うの。

(2通目の方は特に、「過去のこととして忘れるべきか」って質問を送ってきてくれているけれど、「週に数回皆が夢に出てくる」って、その時点で「忘れられる」という段階を超えているような気がします。だからこそ、思い切った「手術」を施してみては?とお伝えしたいわ)。

もちろん、ぶつかるときにはいくつか気をつけなければならないこともあると思います。あたしからアドバイスしたいのは、以下の3つ。

こういう注意点は、他にもいろいろあるかもしれない。ただそれも、揉めた相手へのアクションありきのこと。まずは「謝罪する!この関係にメスを入れてやるんだ!」と決意して、それを自分なりのやり方で、不器用でも無様でもいいから実行に移してみてくれればと、今回投稿してくれた2人にはそうアドバイスしたいです。

狭いようで、案外だだっぴろいこの世界。その中で誰かと知り合って仲を深められたって、実はとっても奇跡的なこと。大丈夫。しっかりつながっていた関係性なのなら、一度揉めてしまって離れたとしても、きっと、きっかけさえあれば案外簡単にもとに戻れるはず。

相談者さんたちの背中を少しでも押すことができていたならと、そう祈っているあたしなのでした。構えすぎず、素直な気持ちで友達と向き合ってみてねん。どちらもファイトよ!

ま・と・め ♡

今回は、仲違いをしてしまった友達に関する相談でした。

いやはや友情ってさ、ねじれたり途切れたりする瞬間もあって、そういうときってつらくて苦い気持ちを味わわされるものだけれど、それだけじゃなく楽しさも嬉しさも、これでもかってぐらいたくさん運んできてくれるものよね。だからこそやっぱり、友達って大事にしたいわぁ。

ではでは皆さん、Sitakkeね〜!

***
文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部 ナベ子
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。LGBTパレードを主催する「 さっぽろレインボープライド」の実行委員を兼任。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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