2023.12.24
深めるなぜ、ここまで保護される猫が多いのか?
背景には、“繁殖能力の高さ”が挙げられます。
札幌市動物愛護管理センターの石橋佑規獣医師よると、猫の繁殖は1年に2~3回。
1回に4~8頭の子どもを産むため、1年たつだけでもものすごい速さで増えてしまいます。
どんどん増えて、飼い主自身ではどうしようもないところまでいってしまう…まさに多頭飼育崩壊です。
施設では、定期的に講習会を開き、はじめてペットを飼う人に向けて、基本的な飼い方や、しつけなどの知識を教えています。
さらに犬や猫の譲渡会も行っているほか、学生たちの学びの場としても活用されています。
見学者は1日平均40人ほどが訪れ、3~4匹が引き取られていくそうです。
さらに、ボランティアが、環境に慣れるためのトレーニングを行っているほか、スタッフがSNSで「推し猫」を紹介し、性格や特徴を細かく載せるなど、1匹でも多くの猫が新しい家族に出会えるための活動をしています。
動物の保護活動はこんな場所でも…。
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