今週も 「北海道3大かわいい動物プロジェクト」 に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年12月18日〜12月22日ピックアップ分)
「おりゃ〜っ!」とばかりに、枝に積もった雪を払いのけているのでしょうか?そんな姿といい、表情といい、いたずらっ子のシマエナガちゃんに見えますね。〝雪の妖精〟と呼ばれるシマエナガちゃんですけれども、雪を感じさせる〝何か〟といっしょに写真を撮るのって、これがなかなかむずかしいのです
。
降っている雪は、なかなか写真には写りにくいし、木の枝の雪も、風が吹くと落ちてしまいますし、とはいえシマエナガちゃんが、雪の上に降りてくるのは、かなり珍しい事ですし…。「きょうの1枚」は、まさに〝雪の妖精〟らしいお写真ですねー。
おびえたような表情で、巣穴の奥から、あたりをみまわしているのは、エゾフクロウです。
カラスか、あるいはカケスにでも、嫌がらせをされたのかなあとおもったら、キャプションにこうありました、「直前まで巣の外に出ていましたが、近付いて来ましたエゾリスちゃんに驚き、巣の中に逃げ込んでしまいました」と。
11月14日にご紹介させていただき、たくさんの方から「いいね!」をいただいた、リスとフクロウの〝だるまさんがころんだ〟の、あのエゾフクロウと同一人物(?)みたいです。
夜になると、音もなく森を飛び、そっと獲物に近づき、ネズミやリスの仲間などをとらえては食べてしまうはずなのですが、なぜに昼間だと、こんなにビビっちゃうんでしょうね?
ナゾは、深まるばかりです。
積み重ねられた木材のすき間から顔を出しているのは、まだ夏毛のキタイイズナですねー。キャプションに「ちなみに、板の厚さは1.2センチでした」とありました。その小ささがわかりますね!
キタイイズナの顔の大きさは、見た感じペットボトルのキャップくらいので、カラダは〝さけるチーズ〟をちょっとだけ長くしたくらい。
そんなに小さいカラダなのに、かなりの〝肉食系の暴れん坊〟で、昔は、イイズナ1匹のせいで、ニワトリ小屋が、ひと晩で全滅させられたといった話を聞かされたものです。
エゾクロテン、オコジョなどとともに、〝森の小さな殺し屋〟とも呼ばれます。
かわいらしい顔からは、想像つかないですね。