鼻のアタマに、ちょっとだけ茶色い毛が残っていますが、もうほぼ、全身が真っ白な〝冬毛〟に生えかわりました。
こうなると、雪の中ではなかなか見つけることが出来ません。
写真には写っていないのですが、耳の先がちょっとだけ〝黒い〟のが、わずかな〝手がかり〟です。
1本の草に隠れて(?)こちらをジッと見つめています。
「草に隠れているので、相手から自分は見えないはず…」なんて思っているのでしょうか?
よく子ギツネが、良くやるやつ、ですねー。
エゾモモンガの、滑空をとらえたステキなお写真ですねー。エゾモモンガは、巣穴から出ると、木の高いところを目指してスルスルッと登っていき、パッと〝飛膜〟を開いて、森の中を滑るように滑空します。
その距離は、長い場合は、100mとも150mとも言われ、シッポを〝船の舵〟のようにして、木と木の間を、器用にすり抜けて、エサのある場所まで移動します。
一度、木と木の間を滑空するエゾモモンガを、ビデオカメラで撮影して、木と木の距離を測り、エゾモモンガが飛ぶスピードを調べてみたことがあります。
その時の計算では、時速およそ35キロちょっとという感じでした。
道路を走るクルマとくらべるとそれほど早くはありませんが、森の中の時速35キロって、かなりスリリングなスピードなのでは?と想像します。
口もとを良く見ると、カラマツの葉をくわえていて、それがなんだか〝爪楊枝〟をくわえているように見え、そう思って見ていると、だんだん目もつり上がって見えてきて、これは〝ワルエナガ〟なのでは?と思って、吹きだしてしまいました。
管理人の世代で、爪楊枝を加えている人といえば「木枯らし紋次郎」。時々、その爪楊枝を飛ばして、悪者を倒してました。
「あっしには、かかわりのねえことでござんす」という決め台詞は、小学校で大流行でした。
「ドカベンの岩鬼正美」も、何かしら「木枯らし紋次郎」に影響を受けていたと思います。
「男はつらいよの寅さん」も、たま〜にくわえてましたね。
シマエナガちゃん…ごめんなさいね!ヘンテコな〝昔ばなし〟になっちゃって…。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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