今週も 「北海道3大かわいい動物プロジェクト」 に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年12月4日〜12月8日ピックアップ分)
とってもかわいらしい、エゾモモンガですねー。
アゴの下あたりで、ギュッとこぶしをにぎりしめるのは、エゾモモンガが良くする〝決めポーズ〟ですが、これがまたかわいらしいですよね!
アニメだと「も〜ぅ、許さないんだから!」なんて、ちょっと怒って見せたりする感じでしょうか?
木の葉が落ちると、モモンガが見やすくなるので、モモンガウォッチャーにとっては、待望のシーズン・インです。
俳句の世界でも、モモンガ(俳句の世界では、ムササビと同じ仲間になっちゃってますが)は、冬の季語なのだそうです。
「むささびに 降りやむ雪の なほ散れる」 飯田 蛇笏
エゾシマリスが、紅葉のはじまりとともに冬眠に入ってしまうと、北海道で林や公園を駆け回るリスは、エゾリスだけになります。
シマリスが、ちょっと小悪魔的なアイドル感があるのに対して、エゾリスは、ちょっとおとぼけで、親しみある存在でしょうか。じっと見ていると、仕草といい、行動といい、どことなく滑稽で、なんとも微笑ましい存在です。
冬になると、毛がもふもふになり、耳毛も伸びて、かわいらしさは、さらに倍増!
「きょうの1枚」は、雪に顔を突っ込んで、土の中に隠しておいた木の実を掘り出しているところなのでしょう。
顔に雪がついても気にせず、寒さに臆せず、黙々と木の実を探す姿は、かわいらしさだけでなく、強い生命力も感じさせてくれますね。
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