総合公園だて歴史の杜(伊達市梅本町)に複合遊具「だてアドベンチャー」がお目見えした。天守閣などお城をイメージした造り。さまざまなアイテムがあり、連日多くの家族連れらでにぎわいをみせている。
市は2019年度、市民を対象に公園ワークショップを開催。「行きたくなるような公園」などについて話し合いを進めていた。その上で「お城のイメージ」や「みんなが滑ることができる滑り台」などの意見を集約。業者3者の提案を受け、市内小1~3年生にアンケートを取り決定した。
遊具は現図書館と市総合体育館の間、約400平方メートルに建設。一番高いところで約6メートル。中央に遊具のシンボル・天守閣ループがある。子どもたちが忍者になってお城に侵入する―と言ったコンセプト。スライダーや壁のぼり、「でこぼこニンジャ坂」などアイテムが多数。メインの「タツマキスライダー」は高さ3・6メートルから勢いよく滑り降りる。
事業費は約6900万円で社会資本整備総合交付金を活用した。今年夏頃から工事を開始し、11月16日に完成。週末を中心に多くの子どもたちが集まり歓声を響かせている。市上下水道課公園下水道係は「多くの子どもたちにお越しいただいて、遊んでほしいですね」とPRしている。